多くの人は、万が一に備えて医療保険に加入していると思います。
しかし、実際に使うことはあまり無いのではないでしょうか。
私は東京海上日動あんしん生命の「超保険」という保険で医療保険に加入していました。
今回私は痔瘻という病気になり、初めて保険金・給付金の請求をしたのでその内容を紹介します。
保険会社に連絡
保険金・給付金を請求するための書類を入手する必要があります。
書類を入手するための保険会社への連絡方法は次の3つがあります。
保険会社へ連絡する前に次の内容を準備しておきましょう。
・被保険者の指名
・傷病名
・書類の送付先
・治療内容(手術の有無、手術名、入院期間など)
1.インターネットでの連絡
インターネットでの請求書類の取り寄せには次の2つの方法があります。
出典:東京海上日動あんしん生命HPより
②契約者の専用ページから
最もお勧めなのは①の24時間365日受付可能な”ホームページの請求書類を取り寄せる”のボタンからです。
②は受付時間が平日 8:00~20:00、土曜 9:00~18:00と使い勝手が悪いと思います。
2.電話での連絡
電話での連絡は下記の番号になります(2020.1.1情報です。変更となっている場合があります)
0120-536-338
【受付時間】平日 9:00~18:00、土曜 9:00~17:00
(日曜・祝日・年末年始を除く)
3.代理店・ライフパートナーへの連絡
担当の代理店へ直接連絡する方法です。
代理店で保険の契約をした方はこの方法が一番簡単で早いと思います。
担当者は保険契約内容を把握していますので、今回請求したい内容を口頭で話をすれば、すぐに書類の送付手続きを取ってくれます。
私は知合いが代理店を経営していて、そこで保険に加入したため直接代理店に連絡をして書類の送付をお願いしました。
必要書類が送られてくる
保険会社への連絡が完了すると2~3日で書類が届きました。
内容は次に説明するものに加えて、”返信用の封筒””補償内容に関するご案内の冊子”が同梱されていました。
申請書類
保険請求書(超保険 自動車以外に関する補償用)・・・1通(4ページ)
メインの書類となる保険請求書です。
証券番号は保険会社の方であらかじめ記入してくれていました。
また、必要個所に分かり易いように鉛筆で丸印や蛍光ペンでマーキングしてくれており、申請者が間違えないようにとの配慮が伝わってきます。
1~2ページ目の内容
3~4ページ目の内容
同意書(医療機関等照会用)・・・1通
保険会社が医療機関へ患者さん(今回は私)の治療内容などを問い合わせる場合があるので、その時に個人情報を開示しても良いですよと同意する書類です。
こちらも記入すべきか所に保険会社のほうで鉛筆で印を付けてくれていました。
入院・手術・通院証明書(診断書)・・・1通
超保険の場合は病院が独自に発行する診断書ではなく、超保険専用の診断書が必要なため、病院へ渡して記入してもらうためのフォーマットになります。
説明書類
超保険 ご請求手続きに関するご案内・・・1通(両面)
超保険の保険金請求手続きの総合案内です。
必要書類のうち自分で記入するものと医療機関で記入してもらうものに分けて、一覧になっています。
保険金請求書 記入例・・・1通(両面)
保険金請求書の記入例とポイントが書かれています。
記載されているのは保険金請求書の1ページ目と4ページ目のものでした。
同意書 記入例・・・1通
同意書の記入例になります。
シンプルで記入箇所が少ないので迷うことはないと思います。
証明書のご作成について・・・1通
この説明書には医療機関へ渡すように書かれてはいませんが、診断書は病院で記入してもらいますので、診断書のフォーマットと一緒に病院へ渡してしまいましょう。
必要事項を記入して提出
送られてきた書類を例に従って記入していきます。
印鑑を押すところがいくつかありますので、忘れずに捺印しましょう。
保険金請求書の2~3ページ目は事故や住まい携行品、けが(障害)のため、今回は病気(痔瘻)のため記入の必要がありません。
4ページ目の治療状況は”疾病名”だけに黄色のマーカーが引かれていましたので、そこだけ”痔ろう”と記入して提出しました(診断書の疾病名を転記した形になります)。
入院・手術・通院証明書(診断書)は病院へそのまま渡して記入してもらえばOKです。
私は”証明書のご作成について”の説明書類と一緒に病院へ渡しました。
よく読むと、最初に≪ご担当の先生へ≫と書いてありますので一緒に渡すのが正解だと思います。
診断書の発行にはお金がかかりますので、通院特約が付いていることを知らずに退院後すぐに診断書を発行してもらうと2回分の料金がかかってしまうので注意が必要です。
私は代理店の担当者に確認したところ、通院特約はついていませんでしたので、通院中に診断書を発行してもらいました。
私が治療を受けた病院の診断書発行手数料は5000円(税別)でした。
保険金・給付金の支払い
提出した書類に不備がなければ、指定した銀行口座(ゆうちょ口座)へ給付金が振り込まれます。
場合によっては保険会社から確認の連絡が来ることがありますので、携帯電話へ知らない電話番号からかかってきても出るようにしておきましょう。
最後に
私は今回、痔瘻の入院と手術を受けましたが、9万円弱の費用がかかりました。
自分が病気にかかって大変な思いをするかもしれないと頭では理解していても、実際にその立場になってみないとわかりませんでした。
それと同時に医療保険は非常に大事だということも身に染みてわかりました。
東京海上日動あんしん生命さんは迅速で、書類に分かりやすいようにマーカーや印をつけてくれたりと非常に親切、丁寧だなと感じました。
若干、保険料は高めかなと思っていましたが、こういったところに差が出てくるのだなと思いました。
私と同じような状況にある人の参考になれば幸いです。
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